女性が痩せにくい理由

こんにちは!

北千住駅から徒歩3分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です!

私たち女性は男性に比べて痩せにくく、太りやすいと言われています。

ですので男性のように痩せにくいのは当たり前のことなのです。

本日は、女性が痩せにくい原理についてお話ししていきます。

原理を理解することで、ダイエットがうまく行かない人でも、少しでも前向きな気持ちになって頑張れると思います。

なぜ女性は脂肪がつきやすい?

女性は妊娠や出産に備えて、脂肪をエネルギーとして備えようとするからです。

これら脂肪は、食糧がない状態でも、子供を生き延びさせようとする働きがあります。

また、その脂肪は大切な臓器を守るクッションの代わりもしてくれています。

思春期以降から女性ホルモンの分泌が多くなりますが、この女性ホルモンは皮下脂肪の脂肪細胞を増加させるため、性に比べて女性の方が皮下脂肪がつきやすいのです。

※皮下脂肪とは、皮膚のすぐ下の皮下組織にできる脂肪を指します。

脂肪の役割はそれだけではありません!

暑さや寒さから体を守ってくれるのです。

外の温度を遮断して、大切な臓器の温度を一定に保とうと遮断材の役割をします。

そのため、寒い国の人は、脂肪が体全体に均一についており、優れた寒さ避けになっているのです。

一方、暑い国では、脂肪が体全体を覆ってしまうと、体温調整がうまくできません。

そのため、臀部や腰、へそ周りなどの大きな臓器を守るように脂肪の分布が偏っているのです。

ここまで知ると、脂肪が全て悪いのではなく、なぜ女性は脂肪がつきやすいのか、その役割が分かりますね。

脂肪にも大事も役割があることを覚えておきましょう。

それでは、この脂肪についてさらに詳しく学んでいきます。

脂肪の種類は大きく2つ

脂肪と聞くと、体脂肪をイメージされる方も多いと思います。

体に蓄えられた脂肪を総称して、体脂肪と呼びます。

この体脂肪は血液中の脂肪(中性脂肪)が元になっており、蓄積される部位によって名称が異なるのです。

ではその2つの脂肪をみていきましょう。

1 皮下脂肪

皮下脂肪は主に、皮膚のすぐ下にある皮下組織に蓄積する脂肪です。

全身につきますが、特にお尻や太ももなどの下半身に集中してつきやすく、皮下脂肪が多い人は洋ナシ体型に見えることから、洋ナシ型肥満とも呼ばれております。

大切な臓器を保護する働きがあるため、落としにくいのが特徴です。

2 内臓脂肪

内臓脂肪は主に、お腹周りを中心に蓄積する脂肪です。

胃や腸を覆う膜につくため、蓄積することでお腹がポッコリ張り出した体型になります。

リンゴのような体型に見えることから、リンゴ型肥満とも呼ばれています。

痩せている女性でも、お腹周りだけポッコリ出ている方は注意が必要!

内臓脂肪は女性よりも男性につきやすく、短期間で蓄積されますが、落としやすいのが特徴です。

この皮下脂肪と内臓脂肪ですが、簡単に見分ける方法があります。

それは、つまめるか、つまめないか!

皮下脂肪は皮膚の下にあるため、柔らかくつまみやすいです。

反対に、内臓脂肪はもっと奥の臓器にまとわりついているため、つまみにくく、パンパンに膨らんだ風船のような弾力性のある硬さが特徴です。

それでは最後に脂肪の落とし方について学んでいきましょう。

脂肪の落とし方

皮下脂肪は長年の生活によって蓄積された脂肪で、なかなか落ちにくいです。

エネルギーの取りすぎ、筋力低下、運動量の低下が主な要因となります。

内臓脂肪の主な原因は食生活にありますが、どちらも食生活を改善して、運動習慣を取り入れることで、健康的に脂肪を落として、ダイエットが成功しやすくなります。

脂肪を落とす4つの方法

欠食しないで3食食べる

ダイエット初心者にありがちな、急激な食事制限。

これはかえって痩せにくい体を作ってしまいます。

まずは今の食生活で摂りすぎている栄養素を抑えて、不足している栄養素を増やしましょう。

忙しい方に多いのが朝ごはんを食べずに、昼や夜の食事で過食してしまう人。

これは一番太りやすい食事です。

朝ごはんを摂らないため、長い時間空腹状態になり、エネルギー不足となります。

そしてお昼や夜ごはんを摂った際、体は久々に入ってきたエネルギーを、不足時に備えようと脂肪として蓄積しやすくなるのです。

また、食事量も増え、さらに太りやすくなってしまいます。

炭水化物、脂質、タンパク質のバランスを整える

今や大流行の糖質制限ですが、間違った糖質制限は、痩せないだけでなく体調不良にもなります。

糖質制限をするのではなく、過剰に摂りすぎている炭水化物の量を見直しましょう。

そして揚げ物や脂質の高いお肉、調理方法を調整することで脂質量を抑えていくことができます。

※脂質と炭水化物の両方を減らしすぎると不健康な痩せにくい体になり、両方が多すぎても痩せません。

また多くの女性が不足している栄養素がタンパク質です!

タンパク質は、筋肉や血管、内臓、皮膚、髪などの材料となりますが、不足してしまうと筋肉量の低下や、免疫力の低下などあらゆる不調を招いてしまいます。

必要量は自分の体重×0.8~1gと言われておりますが、1日少なくとも50gほどを目安摂れると良いですね!

有酸素運動をする

ランニングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、脂肪を効果的に燃焼してくれます。

いきなりランニングなんか出来ないよ、という方はウォーキングから始めてみましょう。

仕事帰りに一駅多く歩いたり、休日は積極的に外出して買い物に行くなどでもOKです。

動かないより少しでも動いた方が、脂肪は燃焼していきます。

筋トレをする

筋トレをすると基礎代謝が高くなり、脂肪燃焼しやすい体を作ってくれます。

特に皮下脂肪が多い女性は、筋力が低下して基礎代謝も下がっているので、筋トレを行うことがダイエット成功の鍵となります。

ジムに入会して1人で始める筋トレは、ややハードルが高いので、まずはお家でできる簡単なトレーニングがオススメ!

YouTubeなどの筋トレ動画などを参考にしながら、少しずつ筋トレ習慣を身につけていきましょう。

私たち女性は、脂肪がつきやすく痩せにくいです。

そもそもの筋肉量が違う男性と比べてはいけません。

ダイエットを始める前に、まず女性ならではの痩せにくさを理解することが何よりも大切

その上で、現在の食生活と運動習慣を見直して、体に負担をかけすぎないように継続できる食事と運動がダイエット成功の鍵となります。

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投稿者プロフィール

女性専用パーソナルジムPeili TAKEDA
女性専用パーソナルジムPeili TAKEDAオーナー兼トレーナー
前職は女性警察官。
大手女性専用ジムを経て、北千住駅から徒歩3分圏内に女性専用パーソナルジムをオープン。
・NSCA−CPT(米国パーソナルトレーナー資格)保持
・日本肥満予防健康協会認定JOPHダイエットアドバイザー保持
・TRXサスペンショントレーニングコース受講
・MGAストレッチスクールのベーシックコース受講