ゼロカロリー食品のメリット・デメリット

こんにちは！

北千住駅から徒歩3分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です。

ダイエット中、砂糖の代用として使用される人工甘味料。

今や、ゼロカロリーやカロリーオフ製品を中心に、ジュースやお菓子、アルコール飲料など多くに使用されております。

「人工甘味料＝何となく体に悪そう」

「でも低カロリーだから選んでしまう」

そんな方も多いと思いますので、今回は人工甘味料の種類やメリット、デメリットについて簡単にお伝えしていきます。

人工甘味料とは

言葉の通り、食品に存在しない甘みを人工的に合成して作られた甘味料です。

人工甘味料の最大のメリットは、砂糖に比べて数百倍ほどの甘みをもち、少量でも十分な甘さを感じること。

砂糖よりも少量で甘さを感じられる人工甘味料を食品に使えば、カロリーも抑えられるというわけです。

人工甘味料の種類(非糖質系甘味料)

現在、日本で使用許可が出ているものは以下の6種類です。

どこかで聞いたことがあるものもありますね！

アルパルテームが使用されている食品には、カルピスソーダ、ダイエットペプシ、コカコーラゼロ、ブレンディカフェオレ カロリーハーフ、はちみつく黒酢ダイエット、ミンティア、V C-3000のど飴、ジョア（白ぶどう）、icebox、パルスイート、スリムアップシュガーなど。

アセスルファムKは、ビールや缶チューハイ、微糖の缶コーヒー、漬物や麺つゆなどに多く使用されます。

スクラロースは、清涼飲料水、アイスクリーム、ヨーグルトなどの多く使用されます。

サッカリンは人工甘味料の歴史の中で最も古いのですが、発がん性問題が出て以降、使用頻度は少なくなってきましたが、歯磨き粉に含まれることが多いです。

苦味や甘みの継続、熱に強い、水に溶けやすいなどそれぞれの特徴を活かして清涼飲料水やお菓子類など様々な食品に利用されています。

メリット

最大のメリットは、摂取カロリーを抑えることができ、また食後の血糖値の上昇を抑えられることです。

人工甘味料は、砂糖よりも強い甘みを持つものがほとんどで、少量でも十分な甘さを感じられます。

そもそもカロリーがほとんどない種類のものもあり、ダイエット中でも甘いものを我慢せずに食べることができるのです。

私たちの体は、ブドウ糖を主なエネルギー源にしています。

ブドウ糖は単糖で、このブドウ糖が繋がってできたものが砂糖（二糖類）、でんぷん（多糖類）となります。

砂糖や炭水化物などの糖を摂取すると、消化酵素によってブドウ糖に分解されて、血液中にグルコースとしてブドウ糖が取り込まれます。

しかし、人工甘味料はブドウ糖のもとになる「糖」が含まれておらず、血糖値を上昇させません。

このことから、アメリカ糖尿病学会では、人工甘味料は糖尿病の治療に活用できると発表しています。

デメリット

ここまで読み進めると、人工甘味料はダイエットにおいてメリットしかないように感じますね。

しかしながら、とある研究で血糖値に左右しない人工甘味料を過剰に摂取した結果、糖尿病リスクが上がることが分かりました。

通常は砂糖を摂取すると血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが働いて血糖を下げてくれます。

しかし、人工甘味料は血糖値を上げないため、習慣的に摂取することでインスリンの働きが鈍くなり、血糖値をコントロールする力が弱まると言われております。

また人工甘味料を摂取すると、甘いものを食べているのに血糖値が上がらず、脳が混乱して余計に食欲を刺激してしまい、食べ過ぎになる可能性があるのです。

いかがでしたか？

ゼロカロリー製品やカロリーオフ製品を好むダイエッターさんに限らず、人工甘味料は私たちが普段口にしている多くの食品に含まれ、無意識に摂取しています。

ダイエットや血糖コントロールに有効な反面、人工甘味料の常用や過剰な摂取が健康被害を招く恐れも指摘されています。

人工甘味料の特徴を知った上で、甘味料に頼りすぎず、食事全体のカロリーや栄養、味のバランスを大切にしていきましょう。