ストレッチって必要なの？

こんにちは！

北千住駅から徒歩３分、女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】の竹田です。

皆さんは運動の前後にストレッチを取り入れていますか？

時間がないとストレッチをせずにトレーニングを終えてしまったり、身体が硬いと自分で伸ばすもの辛くなってしまいますよね。

そこで今回から何度かに分けて、ストレッチのお話をしていきます。

本日はまず「ストレッチとは」についてお伝えしていきますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう！

ストレッチとは

そもそもストレットは何なのでしょうか。

ストレッチを簡単に説明すると、筋肉を伸ばして刺激し、筋肉の長さを長くすることを言います。

少し詳しく説明すると、筋肉には「起始」と「停止」という筋肉が骨に付着する部分があり、そのスタート地点とゴール地点を遠ざけにいく行為になります。

筋肉は筋繊維を束ねたもので、この筋繊維は無数の筋原繊維から成り立っています。

この筋原繊維は、「筋節」という収縮装置を並べたものです。

筋肉の最小単位である「筋節」は、継続して刺激することで「数」が増えます。

数が増えると、筋肉は長くなり、結果的に柔軟性が上がるのです。

つまり、ストレッチを行なって筋肉が柔らかくなるというのは、言い換えれば「筋節が増えて筋肉が長くなる」ということにつながってきます。

ストレッチを継続的に行うことで、筋肉の長さができ、筋肉が伸びやすい環境を作るのです。　

柔軟性がある身体とは

筋肉は全て、骨と骨の間についています。

そして骨と骨の間には関節と呼ばれるジョイント部分があります。

筋肉はこの関節をまたいで構成されており、筋肉が縮むことによって骨が動きます。

この時、筋肉の長さが短い（硬くこわばっている）状態だと、骨と骨の間も短くなり関節にストレスがかかってしまうのです。

柔軟性があるということは、筋肉の長さがあることによって、関節のストレスが軽減されていることになります。

例えば、力こぶの筋肉である「上腕二頭筋」は肩の関節から肘の関節をまたがっています。

この筋肉が短い（柔軟性が低い）状態になってしまうと、腕は自然に曲がってしまい、関節の動きが制限されてしまうのです。

動的ストレットと静的ストレッチの違い

まず静的ストレッチとは、筋肉を長くキープするストレッチのことを言います。

主に柔軟性を上げる目的で取り入れられ、反動をつけずに筋肉をじっくり伸ばします。

一方、動的ストレッチとは、関節を繰り返し動かすことで筋肉の伸張と収縮を行うストレッチのことを言います。

ストレッチという名前ですが、軽い運動のような動作です。

そうすることで伸張と収縮が行われて筋肉が伸びたり縮んだりします。

この動きが作り出されることで、血行が良くなって筋肉の温度が上がり、関節の可動域が徐々に広がっていきます。

これら静的ストレッチと動的ストレッチは動きの種類や目的が異なるため、どちらも取り入れることが大切になります。

運動前に動的ストレッチで筋肉を温めてから運動をし、運動後は静的ストレッチで筋肉を長くして柔軟性を高めるというのが一般的です。　

静的ストレッチは全身のバランスを整えて柔軟性を高める目的で、動的ストレッチは自分に必要な動きができるように関節の可動域を広げる目的で取り入れてみましょう。

ストレッチの効果が出るまで

先ほどもお伝えしたとおり、ストレッチは筋節を増やして筋肉を長くすることが目的です。

筋節を増やすために何が必要かといえば、「継続」が大切！

1回行なっただけで筋節が増えて柔軟性が上がるわけではなく、継続的に最低でも2ヶ月ほどは刺激を入れることが必要です。

筋肉というのは、筋膜という薄い膜に覆われているなのですが、この筋膜は一時的な柔軟性があがりやすいと言われています。

つまり整体や短時間のストレッチで同じ動作を繰り返すことで、筋膜の抵抗性が下がって関節の可動域が広がっていくのです。

この筋膜は温めることで柔軟性が上がるため、お風呂の後に体が柔らかいというのも基本的には筋膜の影響になります。

一度ストレッチを行なっただけで体が柔らかくなったように感じるのは、筋肉の長さが向上している訳ではなく、筋肉の外側を覆っている筋膜の柔軟性が上がったことによるものなのです。

ですので柔軟性を上げていくには、継続的なストレッチが重要になります。


いかがでしょうか。

本日は「ストレッチとは」について簡単にお話ししました！

ストレッチには様々なメリットがありますので、ぜひ毎日継続的に行なっていきましょう。

また女性専用パーソナルジムPeili【ペイリ】ではストレッチコースもご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください♪